2013-02-06

Tailor Jeans

オルゲイユ
ジーンズの表情は、デニム生地、縫製、シルエット、デザインなどいろいろな要素が絡み合って作られます。その要素の中でもデニム生地は重要な役割をもっています。コットンの性質、インディゴの種類、染めの濃度、糸の太さ、織り方……。ジーンズ1本作るのに何千通りもの組み合わせが存在します。その中から1通りの組み合わせを選び、そうして思い通りに製作するには、思っている以上に大変の作業なのです。
オルゲイユ
オルゲイユ

スソを折り返した時に表れるセルビッチ。このセルビッチは旧シャトル織機で丁寧に織り上げられた事を表すディティールです。また、裾上げの工程を1つを見ても、オールドミシンの素晴らしさを改めて感じて頂ける仕様ではないでしょうか。このよれ感というかねじれ感というか…。
オルゲイユ


・帯部分に縫いこむループ

昔は糸の強度が弱かったこともあり、テンションがかかった時にループが外れないようにと、帯に縫いまれていたそうです。

・カンパニースタンプ

ポケット布は以前紹介したワークシャツ(OR-004)で使用している上品な雰囲気をもったヘリンボーン生地を使っています。検品後には合格の証であるスタンプを押印。

・インシームはパイピング仕様

見た目の美しさと強度を考え、インシーム(内股から裾にかけての縫い目)をパイピング縫製しています。







オルゲイユ       


・ネクタイを表現したかの様なバックシンチ

左がネクタイの大剣、右が小剣を表すかのような左右非対称のデザイン。尾錠の錆びた感じも雰囲気にマッチしています。


・鹿革のレザーパッチ

ヨコ5.5cm、タテ7.5mと少しだけ小ぶりに製作されたパッチ。

・チェーンステッチ

裾上げをする時はぜひチェーンステッチで。折り返して穿いた時の雰囲気を見てください。





ORGUEIL OR-001
Tailor Jeans
Color : OW
Size : 28-34・36
Price : 39,900円(tax included)
On Sale







ベルト帯内側にはサスペンダーで着用できるようにと、ナットボタンが6個付けられています。ベルトループも付いていますので、好みに合わせて着用していただけたらと思います。